2022年12月27日火曜日

22 ビーストマスター 2000 実釣レビュー

こんにちは、ツリドリです。

2022年版ビーストマスター2000を3回ほど使ったので、軽くレビューします。釣り物は相模湾での落とし込みブリで、シーボーグ500J、300J、ビーストマスター1000EJとの比較となります。

ドラグが滑ると警告が表示され、なんかカッコいい(笑

クラッチやパワーレバーの操作性がよい

まず、操作性としては、クラッチがシーボーグと同じで押し下げてOFF、ボタンでONとなっており、大変使いやすいです。BM1000EJのクラッチは非常に使い辛いので、同じ方式で無くて非常に良かったです。
巻き上げ速度もパワーレバー方式で、結局、タッチドライブやジョグダイヤルよりもこれが一番使いやすいです。

パワー・スピードはさすがのビースト

巻き上げパワーに関しては、6Kgクラスのブリを同時に3本かけても止まらず上がってきたので、このクラスとしては十分過ぎるかと思います(ファイト時間約20分)。

まさかのブリ3本の提灯行列。金目じゃねえんだぞ。。。

巻き上げ速度は、今回は正確には測定していませんが、150号の錘で、シーボーグ300JやBM1000EJより早い気がしますし、ハイパワーのブラシレスモーターらしくサバが3本付いててもほとんど速度が落ちず上がってきます。
ただ、その分、消費電力がかなり多いようで、10Ahクラスのリチウムイオンバッテリでも、仕掛けにサバなんかが付いている状態で全力で巻き上げると、電圧が下がってバッテリ残量警告が表示される事があります。電流の測定はしてませんが、同じような負荷だと大型のBM6000よりも電気食ってる感じがします。

カラー液晶で探見丸の画面表示可能

自分は探見丸の子機を持っているので微妙なところですが、リールの液晶に探見丸の画面が表示可能になりました。小さいですが、まあ、これで十分といえば十分な気もしますので、わざわざ探見丸子機を買わなくてもよいかもしれません。

自動停止とレベルワインダーが気になる

気になる点としては、まず、2回目以降の巻き上げで2m地点で自動停止する場合、自動停止寸前まで減速せず急に停止します。初回巻き上げで6mで自動停止する場合はちゃんと減速するので、あえてこのような仕様なのでしょう。浅い時は良いのですが、水深200mとかだとかなり巻き上げ距離が狂ってしまうので、最後手動で速度を調整する必要が出てきます。
また、投入時にレベルワインダーが同期しないため、スプールが軽く回って良いのですが、水深が深くなって残りのラインの量が減ってくると、ラインがスプールに引っかかるようになり、スムーズに落ちなくなってしまいます。落とし込みだとサバのかかりが悪くなるので困り物です。
3号を巻けば糸巻き量的にはライトキンメなんかも行けますが、深場はちょっと相性が悪いかもしれません。

まとめ

水深の深い釣りだと少し難もありますが、総合的に考えると非常に良いリールだと思います。
また、今のシーボーグには同じサイズ(400番相当)の設定はありませんし、10kgクラスまでの魚を釣るには大きすぎず小さすぎず良いサイズだと思います。
個人的には、去年買ったビーストマスター1000EJが大変残念だったのと対照的に、このリールはシーボーグ300Jや500Jと比較しても、使い勝手とパワースピードの両面で十分以上に良いと感じています。

 
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