2017年9月28日木曜日

釣行記:キハダマグロ バラシのみ・・・(平塚港 庄三郎丸 キハダ・カツオ船)

こんにちは、ツリドリです。
今回は、キハダマグロ狙いで平塚港 庄三郎丸さんにお邪魔してきました。
毎年お世話になっている船宿です。

いつ来ても活気に溢れている庄三郎丸さん

今年(2017年)は非常に良くキハダマグロが釣れているらしく、一人で5本釣った人もいるみたいです。
また、去年と異なり、オキアミ餌への反応が非常に良く、逆にエビングへの反応は悪いようです。去年とは違う攻め方が求められそうです。

今年は9月時点で、すでに完全にマグロがオキアミに付いており、マグロの群れを船で追いかけるのではなく、船を止めてマグロがオキアミに寄ってくるのを待つ釣り方となっているようです。
だとすると、長ハリスに大きなビシが有利で、コマセに付餌が同期しやすいよう、ハリスは細く針が小さい方が良さそうです。


去年は9月末くらいでも結構マグロの群れを船で追い回していたので、小さいビシに短いハリス、標準サイズの針で行っていましたが、今回はLサイズのビシに6mハリス、16号の小さめの針に、オキアミ1匹付けで行く事にしました。


当日はかなり海が荒れており、慣れていても酔いそうなほどでした。
最初の1時間はカツオを狙うらしく、12号2m仕掛けの指示が船長から出ますが、今回はマグロ用の太い仕掛けしか持って来ていなかったので、マグロ仕掛けで行きます。
棚が浅い上に潮の流れが非常に早く、大きなビシでは棚が取れず、船中、全くアタリがありません。

ビシをSサイズに変えて棚を取ると、すぐにカツオが食って来ました。
今回はマグロ狙いのためクーラーボックスを船に積んでいなかったので、釣ったカツオは隣の方に差し上げました。

左がLサイズ、右がSサイズ

1時間半ほどでキハダ狙いに切り替わりました。
キハダ用の仕掛けをセットし、できるだけ少しずつコマセが撒かれるように、ビシを操作します。

しばらくすると、船中1回目のアタリが自分の竿に。
しっかりと合わせてから、少しドラグを緩めて魚を走らせます。
魚が走り終わったら、少しドラグを締めて魚を寄せ、マグロリングを投入。
魚体が見えて来ました。
船長がビシを掴み、取り込み体制に入ります。

船長「クッションつけたらダメだよ」

今回、ビシとハリスの間に50cmの短いクッションゴムを入れていたのですが、取り込み時に危ないので、ダメとのことでした。
去年は何も言われなかったんだけどなあ・・・
そんなことを考えてると、

船長「あー、行っちゃったよ・・・」

なんと、ネットイン失敗で、そのままハリス切れ。
結構良いサイズだったので、非常に残念です。
この日はもう一回アタリがありましたが、サメにやられ、残念ながら、この日はマグロを上げることはできませんでした。

しかも、釣り船のブログを見ると
何度かファイトに持ち込みましたが、水面でのバラシ(クッションゴムが無ければ獲れたマグロでした)やシャークアタックがあったりし、悔しい思いをされた方もいました。
って、両方私の事ですよね・・・

皆さま、キハダマグロのコマセ釣りにクッションゴムはダメなようです。私のように、悔しい思いをすることになります。

こんな感じで、今回はちょっと悔いの残る釣行でした。
近いうちにリベンジに行きたいと思います。


[釣行データ]
日時:2017年9月某日(土) 6時00分出船
場所:平塚港 庄三郎丸
釣種:キハダ・カツオ船
ポイント:平塚沖

ロッド:タカミヤ 伝衛門丸 旭舷 LIVE BAIT GAME−GR 240H
リール:シマノ ビーストマスター6000(PE10号/500M)
仕掛け:自作仕掛け(詳細は上の図を参照ください)
餌  :ミルキーシュリンプ

[釣果]
魚種2:ホンガツオ 3kg 1本

2017年9月24日日曜日

釣行記:全然ライトではないライトキンメ(南伊豆・秀丸、新島沖、キンメ1.7kg)

こんにちは、ツリドリです。
今回は、南伊豆の秀丸さんにお邪魔して、キンメダイを釣りに行ってきました。
ポイントは新島沖です。


そこそこのサイズのキンメ(1.7kg/45cm)

新島沖では2kgを超えるような巨大なキンメが釣れるのですが、新島キンメ釣りの標準装備だと、タックルはPE12号1000Mで、オモリは鉄筋2kg、仕掛けは20本バリと、もはや釣りと言うより漁です。
実際、漁も同じタックルと仕掛けで行うらしく、漁と同じ事を釣り人がやってるだけですね。

ツリドリの場合、ヘビータックルを使う普通のキンメ釣りより、ゲーム性の高いライトキンメの方が好きなのですが、悲しい事に、ライトキンメでは2kgクラスの大きなキンメは狙えません・・・
と、思っていたのですが、南伊豆の秀丸さんが、新島沖でのライトキンメをやっていたので、今回お邪魔してみる事にしました。

秀丸さんの場合、普通のキンメよりはライトですが、PE6〜8号の1000M程度と、沖の瀬なんかのライトキンメと比べるとかなりヘビーですので、注意が必要です。
今回は、下記のようなタックルと仕掛けで行きました。


仕掛けは市販のライト深場仕掛けの太めの奴でも良いと思いますが、秀丸さんでは、ライトキンメも普通のキンメ釣りと相乗りらしく、磁石版での投入に不安があったため、仕掛けは自作して木枠に巻いて行きました。
仕掛けを全部作ると大変なので、下田漁具のキンメ用リーダーと糸付きバリを使っています。
これなら、リーダーに糸付きバリを結ぶだけなので、木枠への巻きつけ含め、1仕掛け10本ばりで20分くらいで作れます。
標準で8回、最大で10回投入らしいでの、念のため10セット作って行きました。


いつも通り、上州屋戸塚原宿店で最後の確認をしてから出発します。
横浜から130Km、3時間弱の距離です。


早朝3時に出発し、新島沖まで行きます。
今回のポイントは、下記の場所でした。新島沖というよりは、海の真ん中ですね。


当日、結構海が荒れていましたが、今年は良いサイズのキンメが釣れているためか、ポイント周辺は相模湾のキハダマグロ船団並みの船の数です。


300号のオモリを用意していたら、船長から、潮が速いから鉄筋を使ってくれと、2kg(約550号)の鉄筋を渡されました。
同じオモリだと、ちっともライトではないんですが・・・
ライトタックルなのは船中で自分だけだったのですが、みなさんのラインが斜めに出ているのに、自分の仕掛けは真下に落ちて行き、一番最後に仕掛けを落としているのに、一番最初に着底します(笑
まあ、ラインの太さも半分、針の数も半分ですから・・・
でも、あまりオマツリしなかったので、船長の判断は正しいようです。

船の揺れが大きく、磁石板での仕掛けの再利用は辛そうだったので、仕掛けは使い捨てで、仕掛け枠を使っての投入にしました。
投入回数分の仕掛けを持ってきて正解でした。


餌は、鯖の切り身、赤タン(赤色のイカ)、スーパーイカタン、ホタルイカ(一番下の針のみ)を持ち込みましたが、驚いた事に、ほぼスーパーイカタンに食ってきました。



釣果はキンメダイ4枚でした。
最大サイズが1.7kgで、もう少し大きいのが釣れれば嬉しかったのですが。

かなり渋い日だったためか、普通のタックルと比べても釣果に遜色はありませんでした。
食いの良い日だったら、針の数の多い方が有利だと思います。

[釣行データ]
日時:2017年8月某日(日) 3時00分出船
場所:大瀬港 秀丸
釣種:キンメダイ船(ライトキンメ相乗り)
ポイント:新島沖

ロッド:ダイワ MAD VIPER BULL HHH-205
リール:シマノ ビーストマスター(伝右衛門丸 船PE/PE6号/800M)

仕掛け:自作仕掛(↑の仕掛け図参照)
オモリ:鉄筋2kg

餌1:サバの冊(持ち込み)
餌2:赤タン(持ち込み)
餌3:スーパーイカタン(持ち込み)
餌4:ホタルイカ(持ち込み)

釣果1:キンメダイ4枚(0.8kg〜1.7kg)