2016年12月28日水曜日

シーボーグ500JにPE2号900M、レオブリッツ300JにPE1.5号800Mを巻いて見る

ツリドリです。
年末に伊豆まで金目鯛のジギングに行くことにしました。
近海の中深場ではなく、新島や大島の水深500Mを狙う本格的な深場釣りです。

ルアーらしく手巻きでやってもいいのですが、ちょっと500Mも手巻きで巻き上げたくはないので、電動リールでやることにします。
離島は潮が速いので、ラインはできるだけ細く2号前後、水深や高切れを考えると長さは1000M程度は欲しいところです(想定ジグはスロージギング用の500〜1000g程度)。

単純な糸巻き量で計算すると、ダイワの500番(シマノ3000番)であれば、6号300M=2号900M、300番(2000番)であれば、4号300M=1.5号800M巻けることになります。
問題は、この長さのラインをリールに学習できるかと言う所です。
スペックを見ても、こんな細糸を巻いた場合のことは書かれていないのですが、一応、カウンター部の仕様としては999Mまで大丈夫と説明書に書いてあります。

釣具屋の店員に聞いてもわからないと言われましたし、サポートセンターはお休みだったので、実際に試して見ました。

通販でまとめて買うと釣具屋の半額くらいです

ラインは、深海のジギングでは鉄板のスーパーファイヤーラインです。普通のPEより伸びが少ないです。
高価ですが、1200M単位で購入すると結構安く買えます。

試して見た結果は下記の通りです。

 [シーボーグ500J]
巻いたライン:スーパーファイヤーライン・カラード 2号900M
糸巻き学習:問題なし
P1モード(糸の長さがわかっている場合)で、問題なくまけました。

 [レオブリッツ300J]
巻いたライン:スーパーファイヤーライン・カラード 1.5号800M
糸巻き学習:問題あり
P1モードでは、700M程度で糸巻きが停止してしまい、800M巻き取れず
800M全部巻いた状態で、P3モード(引き出し入力)で学習成功、カウンターの動作に問題なしだが、なぜか表示補正が動作せず。

糸を全部引き出して確認した所、一応、800Mの表示はできました。

一応、どちらのリールでも学習することはできましたが、レオブリッツ300Jの方は、ちょっと動作がおかしいです。
また、レオブリッツ300Jはスプールの最小径が小さいため、細い糸だと巻き取りが遅く、長時間の巻き取りでモーターが猛烈に発熱してしまったので、実釣で使えるかは微妙な所です。
シーボーグ500Jの方は全く問題なさそうでした。

2016年11月30日水曜日

釣行記:イシナギ1本32Kg(片瀬江ノ島港 渚丸 落とし込みブリ船)

相模湾の落とし込みブリ船が始まったので、片瀬江ノ島港の渚丸さんへ行って来ました。
この釣りは、他には茅ヶ崎港の湘南海成丸がやっているのみで相模湾としてはマイナーな釣りですが、慣れると大物が比較的簡単に釣れますのでオススメです。

今年は去年よりサイズが大きいものの、調子は良く無いようです。
昨年は6回ほど通い、ボウズなしで10本ほどブリを釣りましたが、今年はそう甘くはなさそうな雰囲気です。


渚丸さんは大きめの船で、さらに落とし込みブリは14名の人数制限なのですが、釣り方的に非常にオマツリしやすいので、できれば空いている平日に行くのをお勧めします。


ポイントはこの辺りで、港から20分くらいです。


タックルは、ライブベイトなのでできる限り柔らかいロッドが良いです。
ブリはカンパチと違って、10Kgを超えても大して引きませんので、80号くらいの真鯛竿などでも大丈夫です。キハダ用のロッドなんかだと、餌ばかり取られて悲しいことになります。
また、釣り方から、できるだけ仕掛けが早く落ちた方が良いので、ラインも4号くらいが良いです。


仕掛けは胴突き仕掛けの2本針が船の指定です。
私はオマツリ防止と、サバをかけた後にできるだけ早くブリの棚に落とすために、1本針でやっています。


針にはフラッシャーやバケを付けます。
まずはサバを釣らないと釣りになりませんので、あまり大きな針は良くありません。
仕掛けも針もちょうど良い物が売っていないため、自作していますが、結構大変です。


釣り方は、サバの群れの上に船を移動させ、群れが抜ける前にサバを釣って、そのサバを餌にブリを釣ります。
ブリはサバを追っていますので、ブリの群れが抜けてしまう前にサバをブリの棚まで落とす必要があり、いかに早くサバを釣るかが重要になります。

フラッシャーやバケのタイプ、餌の有無等でサバの釣り方が変わって来ます。
適当にやっていると全くサバが釣れなかったりするので、自分の仕掛けにあった釣り方で素早くサバを釣りましょう。


アタリがありブリが来たと思ったのですが、巻き上げを開始すると全く巻き上げられず、ずるずると糸を出されます。ブリはこんなに抵抗しませんので、違う魚のようです。
少し走らせてから再度巻き上げると、なんとか巻き上げる事ができるようになりましたが、かなり激しく抵抗します。
スタンディングでは耐えきれず、途中からキーパーにセットして巻き上げ、20分以上かけてなんとか上げる事ができました。


上がって来たのは、なんと30キロ以上あるイシナギ。
我ながら、10号ハリスでよく上げられたと思います。柔らかくて長いロッドだったのが良かったようです。
しかし、結局船内で釣れたのはこのイシナギ一本だけで、狙っていたブリは釣れませんでした。
イシナギも嬉しいですが、釣りたかったのはブリなので、近いうちにリベンジに行きたいと思います。


[釣行データ]
日時:2016年11月某日(土) 6:40出船
場所:片瀬江ノ島港 渚丸
釣種:落とし込みブリ船
ポイント:江ノ島沖

[タックル]
ロッド:ダイワ アナリスター 64 80-300
リール:ダイワ 15シーボーグ500J(PE4号/500M)
仕掛け:自作仕掛け(詳細は上の図を参照ください)
餌  :なし

[釣果]
魚種1:イシナギ 32Kg 1本
魚種2:サバ 10本以上(3本残して全てリリース)

2016年11月7日月曜日

釣行記:セイゴ1匹(お台場潮風公園 シーバスルアー)

用事ついでに、お台場でシーバスのルアーフィッシングをやって来ました。
今回、写真を撮り忘れたため、写真はありません。

注意!:潮風公園はルアー可能ですが、隣の海浜公園はルアー禁止です。また、超釣れそうな海上の歩道がありますが、こちらも立ち入り禁止です。
守らないと今後釣り禁止になってしまいますし、不法侵入で逮捕されることもあります。定期的に見回りもありますので、必ずルールを守ってください。

潮風公園はお台場にある公園で、隣の海浜公園と合わせて、ポケモンGO!の良いポケモンが出るスポットとして有名です。
この日は夜の9時くらいから釣りを始めましたが、かなりの人がポケモンを探して散歩?していました。

私が釣りをしたポイントは、↓のあたりです。

(写真奥に写っている海上の歩道は立ち入り禁止です)

すでに数名のアングラーがルアーを投げていましたが、釣れていないようです。
アクセスが良く、トイレや食事場所も近くにあり、足場も良い、釣りのしやすい場所ですが、その代わり、かなり魚へのプレッシャーは高そうな場所です。

シーバスをルアーで釣るのは、多分5年ぶりくらいです。
このポイントも初めてなので、ちょっと様子を見てみますが、少なくとも、水面にベイトっ気は無いようです。
また、安全のためか、岸壁すぐ下は水深が非常に浅く、数m先で駆け上がりになっているような構造でした。

水面付近に魚はいないと判断して、バイブレーションで中層から下層、ストラクチャー周辺、手前の駆け上がりを丁寧に攻めて見ることにします。
少しずつポイントを変えながら、30分ほど釣りを続けていると、中層でアタリがあり、魚が小さかったので抜き上げると、40cm弱のセイゴでした。

その後、一時間ほどルアーを投げましたが、もう一度アタリがあっただけで終了でした。
入れ替わり立ち替わりシーバス狙いのアングラーが来ていましたが、私がみている限りでは、釣れてなさそうでした。
かなり魚がスレていそうなポイントなので、普通にルアーで釣るのはかなり難しそうです。

ポイントの構造的に、餌のウキ釣りで狙うのが良さそうです。
次回機会があれば、シーバス釣りとしては少し邪道ですが、バイトベイトとウキを用意して行きたいと思います。

[釣行データ]
日時:2016年11月某日(木) 21時頃
場所:お台場潮風公園
釣種:シーバスルアー

[タックル]
ロッド:タカミヤ シーバスロッド(詳細不明、2006年頃購入)
リール:ダイワ カルディア2500(初代カルディア、2004年頃購入)(PE1.5号/100M)
ルアー:バイブレーション(25g、詳細不明)

[釣果]
魚種1:セイゴ40cm弱 1本

2016年10月24日月曜日

釣行記:キハダマグロ1本、本ガツオ3本(平塚港 庄三郎丸 メジ・カツオ船)

お久しぶりです、ツリドリです。
仕事が猛烈に忙しく、一ヶ月くらい、ほとんど休みなしだったため、釣りに行けずブログに書く内容もない状態でした。
ようやく土日休みとなったのですが、さすがに伊豆まで行く体力も無く、準備もできていなかったので、近場から出船できるキハダマグロ狙いに行くことにしました。






今回お邪魔したのは、平塚港の庄三郎丸です。
最近のポイントは剣崎沖と聞いてたのですが、三浦からはもうキハダマグロ船が出ていないようだったので、通い慣れた庄三郎丸に行くことにしました。

(この写真は別の日に撮影したものです)

庄三郎丸は、相模湾でも有数の大きな船宿で、乗り合いだけで5隻以上船があるようです。
この日は相模湾にイナダが回っていたためかライトウイリーが激混みで、さらに仕立てで大きな釣り大会もあったらしく、大変な人の数でした。釣り人の数は軽く100名は超えてたと思います。
私の乗るメジ・カツオ船はシーズンも最後なので1隻のみ、ルアー7名、餌12名の、まあ、庄三郎丸としては平均的な混み具合です。
良い船宿なのですが、そのせいで混むのは仕方ないですね。


今回は、前日に衝動買いした「釣具のポイント」オリジナルロッド「伝衛門丸 旭舷 LIVE BAIT GAME−GR 240H」を使いました。
クロマグロに使っているダイワのマッドバイパーでも良いのですが、こちらのロッドの方が軽くてバットが少し長く、手持ちに適しています。


仕掛けはマグロ狙いなので、小さなビシで行きます。
その分、捲く事のできるコマセ量が減り、付餌とコマセの同期が難しくなりますので、マシュマロボールをつけて、付餌の沈降速度を緩和しています。
マグロは、ビシを嫌がってビシより下に潜ってしまうと言われており、エビングが有利なのもビシがないためだと思われます。小さなビシを使うことで、ビシのマイナス効果の軽減を狙っています。



前回はラインの高切れで逃してしましましたが、今回は、キハダマグロを上げることができました。
23kgと小ぶりですが、20kgを超えているので、一応、マグロです。
ビーストマスターだと、20kgくらいのマグロでは、ほぼリール任せで上がってしまいますね。

この日はマグロが船内3本、カツオが数え切れないほどと、滅多にない大釣果でした。
特にカツオは入れ食い状態で、非常に楽しい釣りでした。

もうすぐメジ・カツオ船も終わってしまいますね、また来年を楽しみにしています。
次は、ようやく釣れ始めたクロマグロに行きたいところですが、なかなか連休が取れない状態なので、遠征はちょっと厳しそうです。
次の休みは、例年より早く始まった、落とし込みブリにでも行ってみようかと思っています。


[釣行データ]
日時:2016年10月某日(土) 6時出船
場所:平塚港 庄三郎丸
釣種:メジ・カツオ船
ポイント:剣先沖

[タックル]
ロッド:タカミヤ 伝衛門丸 旭舷 LIVE BAIT GAME−GR 240H
リール:シマノ ビーストマスター6000(PE10号/500M)
仕掛け:自作仕掛け(詳細は上の図を参照ください)
餌  :特船オキアミ55mmピンク

[釣果]
魚種1:キハダマグロ 23Kg 1本
魚種2:ホンガツオ 2〜4kg 3本

2016年9月28日水曜日

釣行記:カツオ2本(松輪港 大松丸 マグロ・カツオ船)

大島のクロマグロが一向に調子が良くならないので、相模湾のマグロ・カツオ船に行ってきました。
今回お邪魔したのは、三浦半島の先端の松輪港 大松丸のマグロ・カツオ船です。


相模湾のマグロ・カツオについては、釣れてる場所に全船が来るため、釣れてる場所に近い港から出船できると、早い時間から釣りが開始できて有利です。
最近は剣崎沖に魚がいることが多いようだったので、松輪港から出船しました。
私の場合は、他には平塚や茅ヶ崎へ行くことが多いです。

大松丸は3隻船があり、どれもかなり大型の船です。


タックルを準備します。
ロッドについては、好みというか気に入ってるので、改造した深場用のロッドを使っています。長すぎ+硬すぎなため、マグロがヒットしたら竿が持てないほど猛烈に重く感じるため、他の方にはお勧めしません。もっと短くて粘りのあるマグロ用のロッドをお勧めします。


今回はカツオ狙いから初めて、カツオが釣れるか、三時間経過したらマグロ狙いに変更する作戦でいきます。
  


狙い通り、出船後30分くらいでポイントに到着です。


周囲にはものすごい数の船が集まっています。


探見丸を見ると、かなり濃い魚群が見えます。
ただ、魚群がイワシ食べてると全然釣れないので、釣れるかどうかはその日の状況次第です。
結構、日によって当り外れの大きい釣りです。


この日は、カツオのアタリ3回で2本ゲット、マグロのアタリ1回でバラシのみという結果となりました。
マグロはPEの高切れという非常に情けないバラシ方をしてしまいました。
天秤とビシだけでなく、マグロリングまで無くなったので、結構痛いです。

大島沖で根がかりした時のダメージがPEに残っていたようです。
高いPEラインだからケチって交換しなかったための残念な結果です。
安いラインをこまめに変えたほうが良いのかもしれません。


[釣行データ]
日時:2016年9月某日(土) 6時出船
場所:松輪港 大松丸
釣種:マグロ・カツオ船
ポイント:剣崎沖

ロッド:ダイワ DEEP ZONE 200-240(手持ち用にバットを延長
リール:シマノ ビーストマスター6000(ウルトラダイニーマ2/PE10号/500M)

仕掛け:自作仕掛(↑の仕掛け図参照)
ビシ:80号

餌1:オキアミ(持ち込み)

釣果1:カツオ2本(2kg〜2.5kg)

2016年9月3日土曜日

釣行記:クロマグロ、今年3回目のトライも不発(忠兵衛丸 クロマグロ泳がせ釣り)

クロマグロの今年3回目のトライに忠兵衛丸さんに行ったのですが、出船している全船でキハダ40kg一本という残念な結果でした。
私はサメっぽいアタリたりが2回、しかも2回ともハリス切られと言う残念な結果でした。
タックルや仕掛けの詳細については、こちらの記事を参照ください。

今回は諸事情で青物狙いはやっていないため、久々の完全ボウズです。
まあ、途中で餌のサバが足りなくなって、追加の餌釣りでムロアジやイサキ、ウメイロをたくさん釣りましたが……
ウメイロって、大島沖でも釣れるんですね。

マグロも跳ねてたのですが

今回はハリスにフロロ30号を使いましたが、サメとやり取りした感じだと、ちょっと細すぎたようです。
ただ、あまり太いハリスだと、食いの良し悪しはともかく、フロロだと固すぎてライントラブル起こしやすいのが悩みどころですね。

次回はリーダーとハリスを分離してスイベルで接続する形にし、リーダーはナイロン15m程度、ハリスはフロロを1.5m程度、それぞれ40号で行ってみるつもりです。
1.5mなら取り込み時にリールに巻き込めなくても問題ない長さですし、ヒレや歯による切れを防ぐ最低限の長さにはなります。

[釣行データ]
日時:2016年9月某日(木) 3時出船
場所:南伊豆手石港 忠兵衛丸
釣種:クロマグロ泳がせ船
ポイント:大島沖

[クロマグロ泳がせタックル]
ロッド:ダイワ MAD VIPER BULL HHH-205
リール:シマノ ビーストマスター 9000(PE10号/700M)

仕掛け:自作
針  :スーパームツ 25号
ハリス:フロロ30号

2016年9月1日木曜日

伊豆大島クロマグロ釣りのタックルと仕掛け

先日の記事でも書きましたが、ついに伊豆大島沖のクロマグロが始まりましたので、私も早速、今年3度目の挑戦に行くことにしました。今日は釣りの準備です。

今回は、クロマグロの泳がせ釣りに加えて、青物狙いのライト泳がせ(胴付き)をすることにします。
(クロマグロ船は大きな船に少ない人数で行くため、竿を二本出してカンパチやヒラマサを並行で狙うことができます)

私のクロマグロのタックルと仕掛けは、こんな感じです。
普段はビーストマスター6000なのですが、前回ラインが100mほど高切れしてしまって巻き直していないので、今回はビーストマスター9000で行きます。


ライト泳がせはこんな感じの仕掛けです。
ビーストマスター6000よりシーボーグ500Jの方がバランスが良いのですが、シーボーグ500Jは深場用に4号500Mを巻いてあり、巻き直すのが面倒だったので、ちょっと大きいですが、ビーストマスター6000で行くことにします。


道具を並べるとこんな感じです。
一応、キャスティングの道具も持って行っています。


ビーストマスター6000と9000を並べると、結構大きさが違いますね(両方2014年モデルです)。
デザインは6000の方がかっこいいですね。パワーも微妙に6000の方が強いです。

ビーストマスター9000は、新島のライトキンメ用にフォースマスター9000を買いに行ったら、ビーストマスター9000が特価になっていたので買ってしまいました。差額2万円だったらビースト買っちゃうよね……


今回はバケットマウスではなく、ダイワのEVAバッグで行きます。
容量がバケットマウスより大きく、肩掛けベルトもあるので、バケットマウスより使いやすいです。




2016年8月30日火曜日

釣行記:「クエではない方の」アラ釣り(下田港 菊丸 アラ船)

幻の高級魚と言われる「アラ」を釣りに行ってきました。
ちなみに、某グルメ漫画で有名になった「クエ」の九州での呼び名ではなく、関東でのアラ(ハタ科アラ族アラ属の魚)の方です。
クエと同じハタ科の魚ですが、クエよりだいぶスマートで、最大で10kg以上、1m程度になります。
クエ並みに高級で美味しい魚ですが、全然捕れないため、すごくマイナーな魚です。

まあ、今回は結局、ユメカサゴ、オキメバル、クロムツだけで、肝心のアラは釣れなかったのですが……


アラ狙いのタックルは、ライト深場と同じ物で行けます。
仕掛けは、アカムツに近いですが、サイズがアカムツよりも大きいので、ハリやハリスは太めになります。

今回は、下記のようなタックルと仕掛けで行きました。
ただ、ちょっとこの釣りには竿が固かったので、次回は、もう少し柔らかくて軽い「アナリスター アカムツ」で行こうと思います。


場所は下田港なので、いつもの忠兵衛丸さんよりは、30分ほど近い感じでしょうか。
上州屋戸塚原宿店から130km、約3時間半の距離です。


船の場所は何度かお世話になった事のある「龍正丸」さんの右隣でした。
6トンと小さな船です。
 

タックルをセットして準備OKです。


この日は、ツノザメの猛攻に会い、船内3名で結局1本もアラを上げる事はできませんでした。
元々ツノザメの巣の中で数少ないアラが食ってくれる事を待つような釣りですが、この日は私だけで10本はツノザメを釣りましたが、本命は無しでした。

途中、イシナギっぽい当たりがあり、慎重に上げたのですが、残念ながら途中でハリス切れしてしまいました。
次回は12号までハリスを太くしてみるかなあ……

[釣行データ]
日時:2016年8月某日(金) 3時40分出船
場所:下田港 菊丸
釣種:アラ船
ポイント:下田の南沖

ロッド:ダイワ DEEP ZONE 200-240(手持ち用にバットを延長
リール:ダイワ シーボーグ500J(VERAGASS X8/PE4号/500M)

仕掛け:自作仕掛(↑の仕掛け図参照)
オモリ:200号

餌1:サバの冊(持ち込み)
餌2:ホタルイカ(持ち込み)

釣果1:ユメカサゴ 0.7kg
釣果2:オキメバル 0.6kg
釣果3:クロムツ 0.3kg

クロマグロ釣りの釣行費用(伊豆大島沖のクロマグロ泳がせ釣りの場合)

先週の2016/08/25(木)に、寿広丸(じゅこうまる)さんで、80Kgの良型のクロマグロが上がったようです。
今期は、7月に忠兵衛丸さんで小さいサイズが上がっているだけですので、ようやく今期のクロマグロも始まった感じでしょうか。
私(ツリドリ)も、近いうちに休みを取ってリベンジに行く予定です。

私は今期すでに二回クロマグロ釣りに行っていますが、今のところアタリなしです。
伊豆大島のクロマグロ釣りは、近いとは言え、離島への遠征であり、ゼニスやイナンバに比べれば安いとは言え、同じマグロを狙う相模湾のキハダ船等と比べると、船代はかなり高額になります。

私は今期も一本上げるまで通い続けると思うので、自戒を込めて、釣行費用をちゃんと算出してみました。
クロマグロ釣りを検討されている方は、ご参考にどうぞ。

まず、船代、宿泊費、交通費は、下記の通りで、だいたい3万3千円です。
前泊をしないと1割ほど安くなりますが、危ないのでお勧めはしません。
高速代やガソリン代は横浜出発の場合で計算しています。


次に、消耗品と飲料、食事代は、下記の通りで、だいたい2千5百円くらいです。
クロマグロの泳がせ釣りは、仕掛けが単純なため、小物釣り以下の費用になっています。


と言う事で、伊豆大島沖のクロマグロ泳がせ釣りについて、私の場合、一回の釣行費用は、総額でだいたい3万5千円となりました。
相模湾のキハダだと、船代1万2千円、交通費は半額、仕掛けと餌で数千円って所ですので、ちょうど2倍くらいの費用ですね。
費用は2倍ですが、20トン近い超大型船に6人しか乗せないため、すごくゆったりと釣りができる所が、相模湾のキハダと一番違うところかもしれませんが……

私はクロマグロの泳がせ釣りの場合、2本竿を出して、並行で青物釣りをやります。
ジギングか泳がせ(胴付き)かのどちらかですが、仮に泳がせ(胴付き)の場合だと、追加で下記の通り消耗品代が3千円ほどかかります。
まあ、2種の釣りが同時にできると考えると、結構お得かもしれません。


2016年8月23日火曜日

釣行記:良型メダイ3本(宇佐美港 嘉丸 メダイ船)

メダイ釣りが面白そうだったので、ライトキンメでもお世話になった宇佐美港の嘉丸さんのメダイ五目船にお邪魔しました。
メダイをメインに狙う船で、最後の一時間だけアジ・サバ狙いの五目釣りをやる船となります。

結構良く釣れるし、ワラサ並には良く引き、誘いへの反応も良くてゲーム性が高い、なかなか面白い釣りでした。
また、釣れたメダイをフライやムニエルにして食べましたが、非常に美味しい魚でした。
正直、ヒラマサやカンパチより美味しい気が……

3kg前後の良型のメダイが3本

メダイの仕掛けは市販の物は見当たらないので、簡単ですし自作しました。
市販の仕掛けだと、ちょっとハリスが長いですが、ワラサ向けの仕掛けがそのまま使えると思います。

ハリスに光る物を付けるとメダイの食いが良くなるが、同時にサバの食いも良くなってしまうとの事。
サバはエサを大きくすれば避けられるので、アピール力が高いマシュマロボールのケイムラ夜光カラーをセットする事にします。
針は余っているホタ針を使いました。

今回使ったタックルと仕掛け(クリックで拡大)


最後にアジ・サバ狙いの五目釣りをやるので、その仕掛けも準備します。
ただ、私はアジやサバよりも、もっと大きい魚が狙いたかったので、アジやサバを釣ってそのままエサにしてブリやヒラメ、マハタなどを狙う「落とし込み釣り」の仕掛けを準備をしていく事にしました。

相模湾のブリの落とし込みで使う↓の仕掛けが余っていたのでこれを使う事にしますが、針の数が3本と多過ぎます。


オマツリして他のお客さんの五目釣りを邪魔するとマズいので、針数を1本に改造します。
3本針の仕掛け1セットから、1本針の仕掛けが3セットできます(笑)


船宿でサバの短冊とイカの短冊が支給されますが、エサが小さすぎてサバが食ってしまうため、サバの食えない大きなサイズのエサを準備して持っていきます。
先日のクロマグロ釣りで貰って帰ったサバ3本をエサに加工します。


サバを縦(長い方)に切断して、細長い冊状にします

サバ1本からエサの柵が6本取れました。18本もあれば、1回分のエサとしては十分です。
FoodSaverで真空パックにして釣り日まで冷凍しておきます。
FoodSaverで真空パックにしておけば、冷凍しても冷凍焼けしないので、釣った魚の保管にも最高です。


いつも通り、上州屋戸塚原宿店に寄ってから出発です。
 

宇佐美港まで約70km、2時間弱の行程です。
下田に比べると半分くらいの距離です。


宇佐美港に到着後、軽く仮眠してから4時前に出航です。
(詳細な船の場所はこちらを参考にして下さい)


5時頃にポイントに到着しました。
ポイントは伊東のすぐ近く、金目のポイントよりさらに陸に近い感じの場所です。


タックルを準備して釣りを開始します。
ロッドキーパー、テンビンとビシ(ステンカン)は無料で貸し出ししてくれます。
荷物が軽くなるし、コマセで汚れた道具を持って帰らなくて良いので、非常に助かります。


コマセを撒いて、アタリを待ちます。

着底からヒットまでを動画で公開しました

この日は、合計で3Kg、2.8Kg、2.5Kgの3本のメダイを釣る事ができました。
また、700gくらいのクロムツも釣れました。


最後に1時間ほどアジ・サバ狙いの五目釣りとなり、私は中乗りさんに許可をもらった上で、落とし込み釣りをやります。
食いは悪いものの、フラッシャーにサバが食ってきて、そのまま底まで落として、大きな魚が食うのを待ちます。
時間が短い事もあり、この日は残念ながら、落とし込みには当りはありませんでした。


釣果を確認すると、お客さん8名で、メダイを3本釣ったのは私だけのようです。
他のお客さんを見ていると、かなりサバに悩まされているようでした。
私は2回ほどサバが食ってきただけで、サバの当りはほとんどなく、その分、メダイを釣る事ができたようです。

メダイ釣りでは、サバが食ってこないサイズの、できるだけ大きなサバの切り身を用意した方がよさそうです。

[釣行データ]
日時:2016年8月某日(日) 4時出船
場所:宇佐美港 嘉丸
釣種:メダイ五目船
ポイント:伊東沖

[タックル]
ロッド:ダイワ アナリスター 64 80-300
リール:ダイワ シーボーグ500J(PE4号/500M)
仕掛け:↑の方の仕掛け画像をご覧ください
エサ:20cm x 2cmくらいの大きめのサバの柵(持ち込み)

[釣果]
魚種1:メダイ 2.5Kg〜3.5Kg 3本
魚種2:クロムツ 0.7Kg