2018年5月17日木曜日

まとめ記事:相模湾・伊豆のライトキンメ

こんにちは、ツリドリです。
相模湾と伊豆のライトキンメ船に色々乗ったので、釣り船の情報や釣りの準備についてまとめてみたいと思います。

ライトキンメなら、手軽にキンメが狙えます

これまでに行った釣り船

釣り船 ポイント 水深 ツリドリの釣果 標準タックル
伊三郎丸 (三崎海外港) 沖の瀬 (相模湾) 250m-350m 30cm-35cm、400g〜600g オモリ250号、PE4号400m
まさみ丸 (葉山港) 沖の瀬 (相模湾) 300m-500m 35cm-45cm、600g〜1.0kg オモリ300号、PE8号600m
国敏丸 (真鶴港) 初島周辺 (伊豆) 250m-350m 25cm-35cm、300g〜600g オモリ250号、PE4号400m
嘉丸 (宇佐美港) 伊東周辺 (伊豆) 250m-400m 30cm-40cm、400g〜800g オモリ300号、PE6号500m
秀丸 (大瀬港) 新島周辺 (伊豆) 350m-600m 35cm-50cm、600g〜2kg オモリ300号、PE8号1000m
何度か通った上での、ツリドリの勝手なイメージですが、

  • 大物狙いなら秀丸・まさみ丸
  • ライトなタックルでお手軽に行きたいなら伊三郎丸・国敏丸
  • そこそこなサイズを数釣りしたいなら嘉丸

という感じです。
注意点としては、秀丸は禁漁の関係で土曜日は出船しないため、サラリーマンにはちょっと行きにくいです。また、秀丸と嘉丸は集合時間が午前2時や3時なので、ちょっとしんどいです。

宇佐美港の嘉丸さん

タックル

ツリドリは、狙う水深に合わせて、タックルを2種用意しています。
ロッドの性能が問われる釣りではないので、オモリ負荷さえ合っていれば大抵のロッドが使えると思います。相模湾のキハダのタックルを持ってる人は、細いラインに巻き直せば対応できる場合が多いのではないでしょうか。
ただ、小さなリールと軽いロッドの方がテクニカルな釣りが楽しめて面白いですよ。
※詳細は、必ず釣り船に問い合わせをお願いします。

[浅い水深用タックル(〜350m)]
ロッド:ダイワ アナリスター アカムツ
リール:ダイワ シーボーグ500J(PE4号/500M)
釣り船:伊三郎丸、国敏丸



[深い水深用タックル(〜600m)]
ロッド:ダイワ MAD VIPER HHH-205
リール:シマノ ビーストマスター6000(PE6号/800M)
釣り船:秀丸、まさみ丸、嘉丸


仕掛け

ライトキンメの仕掛けは、市販の中深場仕掛けがそのまま利用できます。
ツリドリの場合、大きめのキンメを狙うよう時はハリス10号、それ以外の時はハリス8号を使用しています。

下田漁具の近海中深場仕掛け

市販の中深場仕掛けに少し手を入れると、キンメを狙いつつムツのヒット率を高めるようなことも狙えます。
下の図のように、市販の8本針仕掛けの下に、少し長めのハリスでオモリと直結の針を追加しています。この一番下の針には、ムツ系に有効と言われるマシュマロボールを付け、アカムツ・クロムツを狙っています。

市販の8本針仕掛けの一番下にもう一本針を追加

船上で市販の仕掛けと結合

仕掛けの上には、ヨリモドシのリングやベアリング入りサルカンを付けたほうが良いです。付けないと、釣りをしているうちにメインラインがよれて来ます。

仕掛けの上にはヨリモドシをセット

投入に必要な器具

ライト深場の仕掛け投入は磁石板を使用するのが一般的です。針の数が多いため、磁石でくっつけておかないと、すぐに絡んでしまいます。磁石板は市販されていますし、自分で作っている方もよく見かけます。
仕掛け投入時、磁石板の端に糸が絡んで投入失敗したりするので、梱包テープ等の粘着力の弱目のテープで船に固定しておくとトラブル防止になります。

磁石板をテープで固定

また、下の写真のように、ヨリトリリングを洗濯バサミで挟んで固定しておくと、投入時に仕掛けが自動リリースされ便利です。
専用の洗濯バサミ?も市販されていますが、個人的には普通の洗濯バサミの方が使いやすいです。

洗濯バサミで仕掛けを固定

エサ

餌は大抵、釣り船が用意してくれますが、自分で色々用意するともっと楽しめます(もっと釣れるとは言ってない・・・)。
ツリドリが使う餌は下記の通りです。

サバの短冊:鉄板の餌です
イカの短冊:新島の船では、赤く染めたイカの短冊が支給されますが、大きなキンメがよく釣れます。
ホタルイカ:アカムツ狙いの必須アイテムです。餌持ちが悪いので、鯖とセットで
スーパーイカタン:人工餌で、一種のワームです。たまに何故かこれにしか食ってこない時があります

その日のアタリ餌は?

釣り方

ライトキンメの釣り方は、定期的に棚を取って待つ、が基本です。
キンメは海底ではなく、海底から数m〜20m程度の水深に居る事が多いため、着底後、少し巻き上げて棚を合わせます。
アタリがあった場合、上の方の針に食ってそうな反応ならゆっくり巻き上げて下の針に追い食いさせ、下の方の針に食ってそうな反応なら、ゆっくり仕掛けを落として上の針に追い食いさせます。

ツリドリが釣っている限りでは、小さめのキンメは誘いを頻繁に行う釣り方がよく釣れ、大きめのキンメは棚を取ったらじっくり待つ釣り方の方がよく釣れる気がします。ひょっとしたら、大きさではなく、水深や波の状況の影響かもしれません。

最後に

深場の釣りはハードルが高いものが多いですが、ライトキンメであれば、比較的お手軽に楽しむ事ができます。
アカムツやクロムツ、アコウなど嬉しい外道も多く、上がってくるまで何が釣れて居るかわからない楽しみがあります。
マグロや青物のようにファイトする楽しみはないですが、誘いを入れつつじっくり待つ、実に釣りらしい釣りで、個人的にはとても好きな釣りです。

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